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2019年04月26日

◆明石選手のバク宙に見る、体操競技の認知度

衝撃的だった2019年4月25日の明石選手のサヨナラホームラン!
厳密に言えば、サヨナラホームランのホームインパフォーマンスのバク宙!

あれはすごかったです。
伸身の後方宙返り別名スワン宙返り!
あの重心の高さ!
まさに衝撃的でした。

明石選手はほとんどホームランを打たない選手で、サヨナラホームランはプロで初めてだそうです。
そして秋山幸二選手が憧れだったということで、自分もいつかはホームインの時にバク宙をしようと思っていたそうです。
そしてプロ入り16年目でついにその時がやってきました。

今年に入って腰の手術を受け、その後驚異的な速さで回復しました。
そして、もう腰の心配はいらないよということを示すためにも、このホームインパフォーマンスをしたとのことです。

それにしても見事なバク宙でした。
重心の位置がものすごく高くて、130cmぐらいのところで回転していたようです。
これは秋山幸二選手よりもはるかに高い位置でした。

それはよいとして、ここで驚いたのは、バク転とバク宙の区別がついていない人が実に多いということです。
野球の実況をしているスポーツ実況アナウンサーでもよくわかっていないので、一般の人においては推して知るべしです。
すなわち体操競技がいかに浸透していないかの証左でもあります。

背中を丸くし、床に付けて前方に回転することを前転、後方に回転することを後転と言います。
背中は付けず、手をついて前方に回ることを前方転回、後方に回ることを後方転回と言います。
手を付かずに宙空で回ることを宙返りと言い、前方宙返り、後方宙返りと言います。
このうち言葉を略して表現するのがいくつかあります。
前方宙返りを「前宙」と言います。
後方は英語のバックを使い、後方転回をバック転、通常「バク転」と言います。
後方宙返りをバック宙、通常「バク宙」と言います。
バク宙を伸身で行えば「スワンバク宙」です。

ちなみに、前方展開に対して4分の1回転ひねって手を付き、さらに4分の1回転ひねって両足を同時に着地させ、後ろ向きになることをロンダートと言います。
ロンダートの正式名は側方倒立回転跳び1/4ひねり後ろ向き。

ですから、明石選手はロンダートからスワンバク宙をしました。




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Posted by ほかとか at 18:42 │ホークスの話題

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